ちゃぶ台をひっくり返したそのあとで

昭和の風景でよくある

一家だんらんで

テレビを囲んで

だらだら

みたいな光景が

好きだった。


でも

昭和時代の

ホームドラマって

ちゃぶ台ひっくり返しが

お約束でしたよね❓



寺内貫太郎一家しかり





星飛雄馬のパパである

星一徹しかり。


飛雄馬のパパの場合、

実は一回か二回だけで

案外、ひっくり返していない笑

という声もありますが。





昭和でも

のび太のパパは

違うなあ。

マルコちゃんのパパや

いくらちゃんのパパも。

あー、わたしは

いくらちゃんのパパ(マスオさん)が

いいなあ。



しっかし、

貫太郎も一徹も、

あんなふうに

有無を言わさず

暴れたり

暴力ふるうなんて

いまの時代なら

児童虐待とか

モラハラじゃない❓

と思いがちだけど



愛されていたのよね

貫太郎も一徹も。


そして家族を愛していたの。

守ろうとしているの。

不器用にでも全身全霊で。



一徹の場合は

飛雄馬を男にするために

夢を掴むため

がけから蹴落とす獅子のごとくの

成長物語だとして



まあ

基本的にモラハラは

暴力はふるわない。


でもたぶん

貫太郎や一徹が

それでも愛されていたのは


鎧の下から

ふとみせる

可愛さに弱さに

まわりの人は

ギャップ萌えを感じて

いたのかもしれませんね。



一徹や貫太郎、実は

ちゃぶ台をひっくり返したあと

せっせとフキンで

タタミを拭いて

自分で

おかたづけしてたんだと思うよ。


ちゃぶ台

ひっくり返しは、テレビ用だから。

だってインスタ映えする

図でしょ❓


でないと愛されないワ。

可愛げのない男なんて。



明子姉ちゃんみたいな

母性が強くて

菩薩みたいな女性って

モラ男の理想かもしれないけどさ


オヤジの機嫌取りや

わかってあげまちゅーは

めんどくさいの。

ないわ。


男は可愛げ。

女は度胸。


昭和の人は

やっぱり、いいこと言うよね。